ぎっくり腰を予防できる腸腰筋、予防するなら適度な運動を!
ぎっくり腰の原因の一つとして挙げられるのが「腸腰筋」という筋肉の状態です。腸腰筋は、背骨の下部から太ももにつながる筋肉群で、腰を支え、上体を安定させる役割を担っています。この筋肉が硬くなったり弱まったりすると、ちょっとした動作でもぎっくり腰を起こしやすくなります。特に普段運動をあまりしない方や長時間座り続ける方にとって、腸腰筋はかなり重要な部位です。
腸腰筋がぎっくり腰と関係する理由
腸腰筋は、日常生活で腰を動かすたびに使われ、上半身の姿勢を安定させる働きをしています。座りっぱなしや運動不足が続くと、この筋肉が硬くなり、動かすたびに腰への負担が増えることに。腸腰筋が柔軟であれば、急に動いたり重い物を持ち上げたりしても、腰を守るクッションのようにサポートしてくれます。しかし、腸腰筋が固くなっていると、このクッションの役割がうまく果たせず、ぎっくり腰を起こしやすい状態になります。
予防に効果的な腸腰筋のストレッチ
腸腰筋を柔軟に保つためには、日々のストレッチが有効です。例えば、以下のようなストレッチが効果的です。
ランジストレッチ
片膝を床についてもう片方の膝を立てるランジの姿勢で、腰を前方にゆっくり押し出します。腸腰筋が伸びているのを感じながら、10秒ほど姿勢を保ち、反対側も同様に行います。
寝たままできるストレッチ
仰向けに寝て、片膝を抱え込むように胸に引き寄せます。反対の足をまっすぐ伸ばし、腸腰筋が伸びているのを意識しながら、10秒間キープします。左右交互に行い、無理のない範囲で毎日行うと効果的です。
日常生活で腸腰筋をいたわるポイント
・姿勢を整える
長時間の座り仕事や前かがみの姿勢が多いと、腸腰筋が硬くなりやすいです。デスクワークなどで座る場合、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばすことを意識するだけでも負担を減らせます。
・こまめに動く
座りっぱなしの時間をできるだけ短くし、1時間に一度は立ち上がって歩く習慣をつけることが大切です。少しの歩行でも腸腰筋が軽く動くため、血流が促進され、柔軟性が保たれやすくなります。
腸腰筋のケアは整骨院元宇城松橋院へ
整骨院元宇城松橋院では、腸腰筋を含めた腰回りの筋肉をしっかりケアするサポートを行っています。腸腰筋を日々の生活で負担から守り、ぎっくり腰になりにくい身体づくりをお手伝いしています。