肩こりが「利き手」と関係しているって知ってた?左右差の秘密を解説
肩こりに悩んでいる方は多いですが、その原因の一つに 「利き手」が関係している ことをご存じでしょうか?
特に、 左利きの方は肩こりを感じやすい 傾向があります。これは 身体の使い方の左右差が影響している ためです。
今回は、 利き手と肩こりの関係 について解説し、 肩の負担を減らすための対策 をご紹介します。
利き手による身体の使い方の違い
人の身体は、 利き手側と反対側で動かし方が異なります。
右利きの方は、右手で細かい動作をすることが多く、 左手は補助的な役割を担うことが多い です。一方、 左利きの方は無意識に体のバランスを調整する動きが増え、左右の筋肉の使い方に差が生じやすくなります。
この左右差が肩こりにどう影響するのか、詳しく見ていきましょう。
左利きの方が肩こりを感じやすい理由
① 無理な動作が増えやすい
日本は右利きの人が多いため、 身の回りの道具や環境が右利き仕様になっています。
例えば、
・はさみやカッターなどの文房具
・電車の改札のタッチ位置
・PCマウスやキーボードの配置
・自動販売機の硬貨投入口
このように 日常的に右手を使う場面が多く、左利きの方は「慣れない右手」を使う機会が増えてしまう ことがあります。
これにより 無理な動作が増え、肩や首に余計な負担がかかる ことが、肩こりの原因につながります。
② 姿勢が崩れやすい
左利きの方は、 無意識に左手を使いやすい環境をつくろうとするため、姿勢が偏りやすくなります。
例えば、 机の上でノートを取るとき、左手が書きやすいように体を傾ける ことが多いです。これが 長時間続くと首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなります。
また、 右利きの人が多い職場環境では、PCのマウスを右手で使うことが求められる こともあります。これにより 右肩に力が入り、肩こりを感じやすくなる ことも考えられます。
③ 体のバランスが崩れやすい
利き手側の肩や腕を頻繁に使うと、 筋肉のバランスが崩れ、片方だけがこりやすくなります。
例えば、左利きの方は 左腕を多く使うため、左肩の筋肉が緊張しやすくなります。その結果、 首や背中の筋肉も影響を受け、肩こりを感じやすくなる のです。
肩こりを和らげるための対策
利き手による負担を減らすためには、 日常生活の中で姿勢や体の使い方を意識することが大切 です。
① 姿勢を意識する
仕事や勉強の際は、 体が片方に傾かないように気をつけましょう。特に ノートを取るときやパソコン作業をするときは、左右の肩の高さをそろえ、背筋を伸ばすことを意識する のがポイントです。
また、 椅子の高さやデスクの位置を調整し、左右バランスよく座れる環境を整えることも重要 です。
② ストレッチを取り入れる
肩や首のこりを防ぐために、 こまめにストレッチを行いましょう。
例えば、
・首をゆっくり横に倒し、肩の筋肉を伸ばす
・肩を前後に回して血流を促す
・両腕を背中で組み、胸を開くように伸ばす
・このような簡単なストレッチを 1時間に1回ほど取り入れることで、肩の緊張をほぐしやすくなります。
③ 使う手を意識的に変えてみる
完全に右手に切り替える必要はありませんが、 左右の手をバランスよく使うことを意識すると、肩への負担を分散しやすくなります。
例えば、
・買い物袋を両手で持つ
・パソコンのマウスを左右交互に使う
・スマートフォンを持つ手を変える
・このように 日常のちょっとした動作で左右のバランスを整えることができます。
整骨院元宇城松橋院でのサポート
整骨院元宇城松橋院では、 肩こりの原因となる筋肉の緊張や姿勢のクセを和らげる施術を行っています。
また、 日常生活での正しい姿勢や動作のアドバイスも行い、肩こりを繰り返さないためのサポートをしています。
「左右どちらかの肩だけがこりやすい」「肩の張りがなかなか楽にならない」と感じている方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
肩こりは、 利き手の影響を受けやすく、特に左利きの方は無理な動作や姿勢のクセが原因でこりを感じやすい 傾向があります。
肩への負担を減らすためには、 姿勢を意識し、ストレッチやバランスの良い動作を心がけることが大切 です。
整骨院元宇城松橋院では、 肩こりの根本的な原因にアプローチし、身体のバランスを整えるサポートを行っています。
「肩こりをどうにかしたい」「左右のバランスを整えたい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。