腰が痛い時に使うクッションを正しく使う時は骨盤も正しく使うように意識しよう

腰の違和感を軽減するために、クッションを活用している方は多いのではないでしょうか。長時間のデスクワークや車の運転時など、座りっぱなしの状態が続くと、腰への負担を軽減する目的でクッションを使用することがあります。

しかし、クッションを使うだけでは十分ではありません。 骨盤の正しい使い方を意識すること で、より効果的に腰への負担を軽減しやすくなります。今回は、クッションの正しい使い方と骨盤の意識について解説していきます。

クッションを使うだけでは不十分な理由
腰の負担を減らすためにクッションを使う方は多いですが、「何となく敷いているだけ」「とりあえず柔らかいものを選んでいる」といったケースも少なくありません。クッションを正しく使えていないと、 かえって姿勢が崩れ、腰への負担が増えること もあります。

例えば、クッションの高さが合っていないと、 骨盤が後ろに倒れてしまい、猫背の姿勢になりやすくなる ことがあります。逆に、高さが合わないまま使い続けると、 骨盤が前に傾きすぎて腰への負担が増える ことも考えられます。

こうした問題を防ぐためには、 クッションの選び方だけでなく、骨盤の正しい使い方を意識することが重要 です。

骨盤の正しい使い方とは?
骨盤の位置は、 腰や背中だけでなく、全身の姿勢に影響を与える重要なポイント です。正しく使えていないと、腰への負担が増えるだけでなく、肩こりや膝の違和感につながることもあります。

1. 骨盤を立てることを意識する
座る時に 骨盤を立てる ことを意識すると、自然と背筋が伸び、腰への負担を軽減しやすくなります。

チェックポイント:

座ったときに、 坐骨(お尻の下にある骨)でしっかり座る

背もたれに寄りかかりすぎず、 軽く背筋を伸ばした状態を保つ

クッションを敷く場合は、 お尻の後ろ半分くらいに当てると骨盤が立ちやすい

この状態をキープすることで、腰への負担を減らすことができます。

2. 適度に体を動かす
正しい姿勢を意識していても、長時間同じ姿勢でいると 筋肉が緊張しやすくなる ため、適度に体を動かすことも大切です。

おすすめの方法:

1時間に1回は 立ち上がって軽くストレッチをする

足を組む癖がある方は、 こまめに足の位置を変えてみる

深い呼吸を意識しながら、 お腹に軽く力を入れて座る

これだけでも、骨盤の安定感が増し、腰の負担を軽減しやすくなります。

3. クッションの種類と使い方を見直す
クッションの種類によって、骨盤への影響が変わります。

おすすめのクッション:

ドーナツ型クッション: 坐骨でしっかり座りやすく、骨盤が立ちやすい

低反発クッション: 体圧を分散させ、腰への負担を減らしやすい

骨盤サポートクッション: 骨盤を立てやすく設計されたもの

ただし、 柔らかすぎるクッションはNG です。腰が沈み込んでしまうと、骨盤が不安定になり、腰への負担が増えることがあります。自分の体に合ったものを選ぶことが大切です。

日常で意識したいポイント
座るときに骨盤の位置を確認する
座った瞬間に、骨盤が前後に傾いていないかチェックしましょう。

適度に姿勢を変える
長時間同じ姿勢にならないよう、こまめに体を動かす習慣をつけると、腰への負担を減らしやすくなります。

クッションを使う目的を明確にする
「ただ柔らかいものを敷く」のではなく、 骨盤をサポートしやすいクッションを選ぶ ことが大切です。

まとめ
腰の負担を軽減するためにクッションを使う場合、 骨盤の使い方も意識することが重要 です。骨盤を正しく使うことで、クッションの効果を最大限に活かしやすくなります。

「クッションを使っても腰の違和感が続く」「正しい姿勢が分からない」といったお悩みがある方は、 一度専門家に相談してみるのもおすすめ です。[整骨院元宇城松橋院] では、骨盤の状態や座り方のアドバイスも行っています。気になる方は、お気軽にご相談ください。

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