肩のマッサージ機で効果がある機能は何がある?どんなものがおすすめ?

肩こりが続くと、頭が重く感じたり、集中力が落ちてきたりと、日常生活にもじわじわと影響を与えてしまいます。お仕事や家事の合間に、少しでも楽にしたいと考える方の中には、マッサージ機の使用を検討される方も少なくありません。

最近では、肩専用のマッサージ機も多く販売されていますが、「どの機能が効きやすいのか?」「何を基準に選んだらいいのか?」というご質問を[整骨院元 院]でもよくいただきます。今回は、長年身体の不調に向き合ってきた柔道整復師の立場から、肩に効果を感じやすいマッサージ機の機能や選び方について分かりやすくお伝えしていきます。

肩こりの原因にアプローチするにはどんな機能があると良いのか?
肩まわりがこわばってくる原因には、いくつかの特徴があります。主に多いのは、長時間同じ姿勢が続いてしまい、肩甲骨まわりや首・背中の筋肉が動かずに固まりやすくなるパターンです。

このような状態のときに、単に「押す」だけの機能ではなかなかほぐれにくいことがあります。そこで注目したいのが、以下のような機能です。

■ もみ玉機能(立体的な動き)
肩まわりの筋肉は表面だけでなく、奥のほうにも張りが出やすい部位です。立体的にもみほぐしてくれる「もみ玉機能」がついていると、深い部分にある筋肉にも心地よく刺激が入りやすくなります。とくに、左右から挟み込むような立体構造になっているタイプは、肩甲骨まわりにまで届きやすく、スッキリ感が期待できます。

■ ヒーター機能(温熱)
血流が悪くなると筋肉が硬くなりやすくなります。温めながらマッサージを行うことで、筋肉がやわらかくなりやすくなり、刺激の感じ方も優しくなります。強い刺激が苦手な方や、冷えを感じやすい方には、温熱機能が付いているものがおすすめです。

■ リズム調整機能(強弱の変化)
単調な刺激が続くよりも、リズムに変化があるほうが筋肉への刺激が入りやすくなります。強弱を自動で切り替える機能や、コースを選べるタイプなどは、その日の体調やこりの強さに合わせて使える点が魅力的です。

肩専用マッサージ機を選ぶときのポイント
市販されているマッサージ機の種類は非常に多いため、「何を基準に選べばいいのかわからない」と感じてしまうかもしれません。そんなときは、次のような点に注目してみると、選びやすくなります。

■ 身体にフィットする形状かどうか
肩に当てる部分が自分の体型に合っていないと、効果的な位置に刺激が入らないことがあります。首が長めの方や、肩幅が狭い方は特にフィット感を確認してみましょう。試す機会があれば、実際に身体に当ててみて、しっくりくるものを選ぶのが安心です。

■ 使用時間の目安が記載されているか
長時間同じ部位に刺激を与えすぎると、逆に筋肉が緊張してしまうことがあります。そのため、1回の使用時間を10分〜15分程度に設定している機種が理想的です。オートオフ機能があるタイプであれば、うっかり使いすぎる心配も減ります。

■ コンパクトで使いやすい設計
肩まわりに使うマッサージ機は、ベッドや椅子に座った状態で使えることが多いです。大きすぎると持ち運びに不便になってしまいます。自宅での使用頻度や置き場所に合わせて、サイズ感や重量もチェックしてみてください。

まとめ
肩のマッサージ機は、使い方や選び方によってはとても心強いサポートとなります。ただし、どんなに機能が充実していても、日常の姿勢や身体の使い方を見直すことも忘れずに意識することが大切です。

また、「使っているのにあまりスッキリしない」というときには、筋肉のバランスが崩れていたり、他の部位の影響を受けている可能性も考えられます。そんなときには、一度ご自身の身体の状態を専門家に確認してもらうのも安心材料のひとつです。

[整骨院元宇城松橋院]では、肩まわりの不調を感じやすい方に向けたセルフケアのアドバイスや、身体に無理のないサポート方法をご提案しています。肩こりが気になっている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。日々のケアが、より快適な毎日につながっていきます。

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