寝違えた!整骨院で保険が効く?注意点も併せて解説

朝起きたとき、首に違和感を覚え、少し動かすだけでも痛みが走ってしまう――そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。このような首の痛みは「寝違え」と呼ばれ、日常的に起こりやすい不調のひとつです。

痛みが続くと日常生活に支障が出やすく、「早くなんとかしたい」と感じることも少なくありません。そんなとき、整骨院での対応を検討される方も多いですが、「保険が使えるのか分からない」と迷ってしまうケースもあります。

今回は、柔道整復師として10年以上、のべ15000人以上の身体に向き合ってきた立場から、寝違えたときに整骨院で保険を活用できるケースや、注意しておきたいポイントについて、分かりやすくご紹介します。

寝違えとは、どのような状態?
寝違えは、就寝中の姿勢や枕の高さ、冷えなどの影響によって、首まわりの筋肉や靭帯に過度な緊張がかかり、一時的な炎症が起こった状態です。筋肉がこわばってしまうことで、動かすたびに痛みを感じやすくなります。

症状としては、首を左右に動かすと鋭い痛みを感じる、振り向けない、頭を下に向けづらいなどが挙げられます。痛みの範囲や程度には個人差があり、首だけでなく肩や背中まで張りを感じることもあります。

整骨院で保険は使えるの?
整骨院で保険が適用されるのは、「日常生活での急性・亜急性のケガ」に該当すると判断された場合です。寝違えは、突然の筋肉のトラブルとして扱われることが多いため、多くの場合は保険の対象として考えられています。

ただし、すべての寝違えが自動的に保険の対象になるわけではありません。たとえば、長期間にわたって痛みが続いているケースや、はっきりとしたきっかけがない場合には、保険適用が難しいこともあります。

整骨院では、来院時に痛みが出たタイミングや経緯を丁寧に伺います。お話しいただいた内容に基づき、保険の対象かどうかを判断いたしますので、できるだけ詳しく状況を伝えていただくとスムーズです。

保険適用時の注意点
整骨院で保険を利用される場合、いくつか知っておいていただきたい点があります。

整形外科などの医療機関と併用はできないケースが多い
同じ部位で医科と整骨院を同時に通うことは原則として認められていません。すでに病院で処置を受けている場合は、事前にご相談いただくことをおすすめいたします。

慢性的な肩こり・疲労とみなされると保険が使えない場合も
寝違えだと思っていても、長期間にわたって首や肩に負担がかかっている場合、日常的な疲労やこりとして判断されることがあります。このようなケースでは、自由診療としての対応になる可能性もあります。

窓口負担や請求内容についての説明を受けられる整骨院を選ぶことが大切
適切な保険取り扱いを行っている整骨院では、費用に関する説明や施術の内容について、丁寧な案内を受けることができます。信頼できる整骨院での受診が安心です。

整骨院元宇城松橋院でも対応しております
整骨院元宇城松橋院では、寝違えなどの急な痛みに対して、お一人おひとりの身体の状態に合わせた対応を行っております。首まわりの筋肉バランスや姿勢にも着目し、痛みが和らぐようサポートさせていただきます。

また、保険が適用されるかどうかについても、来院時に丁寧にご案内いたします。不安な点や疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

最後に
寝違えは、誰にでも起こりうる不調です。放っておくと首の可動域が制限されたままになったり、慢性的な張りにつながってしまうこともあります。

早めのケアと、正しい身体の使い方を意識することが、今後の再発予防にもつながります。無理に動かそうとせず、専門家のアドバイスを受けながら、無理のない方法で首の負担を軽くしていきましょう。

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ お問い合わせ LINE LINE