子どもの肩こりに注意!大人顔負けの悩み、その原因とケア方法

最近、「子どもが肩こりを訴えるんです」と相談を受けることが増えてきました。肩こりと聞くと、長時間のデスクワークやストレスを抱えた大人に多い印象がありますが、実は小学生や中学生の間でも肩まわりの不調が増えているのです。

この背景には、現代ならではの生活習慣や環境が大きく関係しています。今回は、なぜ子どもが肩こりになるのか、その原因と予防・ケアの方法について、整骨院元宇城松橋院の視点から分かりやすくお話しします。

子どもの肩こり、こんな原因が考えられます
1. 姿勢の悪さ
スマートフォンやタブレットの使用時間が長くなることで、猫背気味の姿勢が癖になっているお子さんが多く見られます。背中が丸まり、顔が前に突き出た姿勢は、首や肩に大きな負担をかけてしまいます。

2. 勉強時の姿勢
自宅や塾などで長時間勉強する際、机と椅子の高さが合っていなかったり、前かがみの状態が続いていたりすると、肩まわりが緊張し続けてしまいます。これが慢性的な張りや重だるさの原因になることがあります。

3. 運動不足
外で思いっきり体を動かす機会が減ってしまい、筋肉がうまく使われずに硬くなっていることもあります。特に肩甲骨まわりの動きが少ないと、血流が悪くなり、こりを感じやすくなります。

放っておくとどうなる?
子どもの肩こりを「まだ子どもだから大丈夫」と放置してしまうと、背骨や骨盤のバランスが崩れやすくなり、成長期に悪影響を及ぼすおそれがあります。頭痛や集中力の低下、イライラしやすくなるといった症状にもつながることがあるため、早めの対処が大切です。

ご家庭でできる予防とケア方法
● 姿勢のチェック
座っているときの姿勢や、スマートフォンを見るときの角度を親御さんが見てあげることが大切です。「背筋を伸ばそうね」と声かけするだけでも、意識は変わっていきます。

● ストレッチの習慣
肩甲骨まわりをゆるめる簡単なストレッチを、寝る前や朝の習慣に取り入れてみましょう。腕を後ろに回して胸を開く動きや、首をゆっくり左右に倒すだけでも、筋肉の緊張を和らげることができます。

● 体を動かす時間を作る
ゲームや動画視聴の時間が長くなると、つい動かなくなってしまいます。1日10分でもいいので、お散歩や簡単な体操など、体を動かす時間を意識的に作ってあげると良いでしょう。

整骨院でできるサポート
「自分ではどうケアしたらいいか分からない」「なかなか良くならない」と感じたときは、整骨院元宇城松橋院のような専門機関にご相談ください。当院では、姿勢のチェックや筋肉のバランスをやさしく整える施術を通して、お子さまが本来の元気な状態に近づけるようお手伝いしています。

お子さまの将来の健康を守るためにも、肩こりなどの不調は早めに気づき、やさしくケアしていくことが大切です。

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