肩こりに本当に効果があるマッサージ機の特徴とは?
デスクワークやスマホの長時間使用により、慢性的な肩こりを訴える方が増えています。そんなとき「マッサージ機でほぐしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。ところが、実際に購入しても「気持ちいいけど、コリは取れない…」と感じる方も少なくありません。
では、肩こりに本当に効果があるマッサージ機とは、どのような特徴を持っているのでしょうか?整骨の視点から、選ぶポイントを解説いたします。
深部の筋肉までアプローチできるかどうか
肩こりの原因は、表面だけでなく肩甲挙筋(けんこうきょきん)や僧帽筋(そうぼうきん)深層部などの筋肉にまでこり固まりが及んでいることがほとんどです。
そのため、ただ表面を撫でるような振動だけのマッサージ機では、コリの本質には届きません。
効果を実感するには、「もみ玉が回転して押圧するタイプ」や、「指圧のような動きが再現されているもの」を選ぶのがおすすめです。
温熱機能の有無
筋肉がこり固まる背景には、血流の悪さが関係しています。
そのため、温めながらほぐすことはとても有効です。
温熱機能がついているマッサージ機は、筋肉の緊張をやわらげながら、血行を促進してくれます。
とくに冬場や冷え性の方には、温熱機能がついたタイプが肩こり対策として効果的です。
使用部位にフィットする形状かどうか
肩にしっかりフィットしないマッサージ機は、どれだけ高性能でも「押してほしい場所」に当たらないことがよくあります。
自動で動く据え置き型よりも、「自分で当てたい場所に押し当てられるハンディタイプ」や「肩に巻きつけるU字型」などの形状がフィットしやすく、効果を実感しやすいです。
刺激の強さが調整できる
肩こりの感じ方には個人差があります。強い刺激が心地よいと感じる方もいれば、かえって緊張が高まってしまう方もいます。
刺激の強さや速度が段階的に調整できるタイプであれば、ご自身に合ったマッサージが可能になります。
整骨院でも伝えている「使いすぎに注意」
どんなに優れたマッサージ機でも、長時間の使いすぎは逆効果になることがあります。
筋肉がさらに緊張したり、揉み返しを引き起こすこともあるため、1回の使用は10~15分程度にとどめるのが理想です。
「整骨院元宇城松橋院」でも、セルフケアの一環としてマッサージ機を取り入れる際には、使い方のアドバイスも行っております。
まとめ
肩こりに本当に効果を発揮するマッサージ機には、以下のような特徴があります:
深部の筋肉まで届く押圧タイプ
温熱機能で血行促進ができる
肩にフィットしやすい形状
強さの調整ができる
適切な時間・頻度を守れること
ご自宅でのセルフケアは、日々の不調を軽減するうえで大切な習慣です。ただし、自己流になりすぎると逆に不調を招くこともあります。
「整骨院元宇城松橋院」では、マッサージ機の活用方法も含めたアドバイスを行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。