肩甲骨の痛みと内臓のつながりとは?意外と知られていない体のサイン
「肩甲骨の内側がズーンと重い」「片側だけ痛むけど思い当たる原因がない」——
そんな肩甲骨まわりの痛み、単なる肩こりだと思っていませんか?
実は、肩甲骨の痛みには筋肉や姿勢の問題だけでなく、内臓からの影響が関係していることがあります。
今回は、肩甲骨の痛みと内臓の関係について、整骨院元宇城松橋院の視点からわかりやすくご紹介します。
肩甲骨まわりの痛みはなぜ起こる?
肩甲骨は背中の上部、左右にある平たい骨です。この周囲には肩や首、背中につながる筋肉が複雑に絡んでいます。
そのため、以下のような原因で痛みが出やすくなります:
長時間のスマホやパソコン操作
姿勢の崩れ(猫背や巻き肩)
運動不足や肩の使いすぎ
緊張やストレスによる筋肉のこわばり
これらの場合、筋肉のバランスを整えることで症状の軽減が見込めます。
実は「内臓の疲れ」が影響していることも
肩甲骨まわりの痛みは、「関連痛(かんれんつう)」といって、内臓の不調が他の場所に現れるサインであることもあります。
たとえば、以下のようなケースがあります:
■ 胃の不調
胃の働きが弱っているとき、左の肩甲骨内側に違和感が出ることがあります。
食後に重くなる・胃もたれを感じる場合は、関連している可能性があります。
■ 肝臓や胆のうの不調
右側の肩甲骨あたりに鈍い痛みがあるとき、肝臓や胆のうの疲れが関係していることも。
脂っこいものを食べたあとに違和感が出る場合は注意が必要です。
■ 心臓系の問題
左肩甲骨まわりの痛みが強く、さらに胸や左腕にも違和感がある場合は、循環器系の影響も疑われます。
このような症状は早めの医療機関への相談が必要です。
筋肉の緊張と内臓ストレスはつながっている
内臓が疲れてくると、自律神経のバランスが乱れ、筋肉の緊張にも影響が出ます。
特に背中まわりの筋肉は、緊張状態にあると硬くなりやすく、痛みや違和感として現れます。
たとえば、胃腸の働きが落ちているときに、背中が張る・肩甲骨の間が重いと感じるのは、体からのSOSとも言えます。
整骨院でできること
「整骨院元宇城松橋院」では、肩甲骨まわりの痛みをただ揉むだけではなく、
・姿勢や筋肉のバランスチェック
・内臓ストレスの反射的な影響の評価
・呼吸や血流の調整サポート
といった多角的な視点から体を整えるアプローチを行っています。
また、ご自身でも以下のようなセルフケアが役立ちます。
日常で気をつけたいポイント
暴飲暴食を避け、胃腸への負担を減らす
疲れているときは温かい飲み物や湯船でリラックス
肩甲骨をゆっくり動かすストレッチ(深呼吸しながら)
長時間のデスクワークではこまめに姿勢を正す
まとめ
肩甲骨の痛みには、筋肉や姿勢だけでなく、内臓からの影響が隠れていることがあります。
特に、
胃や肝臓の調子が悪いとき
片側にだけ痛みが集中しているとき
痛みと一緒に疲れや不調を感じるとき
などは、身体の内側からのサインかもしれません。
不安がある方は、放置せず一度専門機関に相談してみることをおすすめします。
「整骨院元宇城松橋院」では、体の状態に合わせたサポートを行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。