ひどい肩こりにはストレッチポールがおすすめ!使い方と注意点
毎日デスクワークをしている方や、スマートフォンを長時間使う方の中には、「肩がパンパンに張ってつらい」「マッサージに行ってもすぐ元に戻ってしまう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんなつらい肩こりに、簡単に取り入れられるセルフケアアイテムとして注目されているのがストレッチポールです。
ここでは、肩こりがつらい方に向けて、ストレッチポールを使ったケアのやり方や効果、注意点などを、整骨院元宇城松橋院の視点からご紹介します。
ストレッチポールってどんなもの?
ストレッチポールは、円柱状のフォームでできた運動器具です。背中の下に敷いて仰向けに寝ることで、姿勢を整えたり、筋肉の緊張をゆるめたりするのに使います。特別な力やテクニックはいらず、乗ってゆったりと呼吸するだけでも効果が期待できるのが大きな魅力です。
肩こりに効く理由とは?
ストレッチポールが肩こりに効果的な理由は、次のような点にあります。
姿勢のリセット効果
長時間の前かがみ姿勢により、肩や背中の筋肉が常に引っ張られた状態になります。ストレッチポールに仰向けになることで、自然に胸が開き、肩甲骨が正しい位置に戻ろうとするサポートになります。
筋肉の緊張をゆるめる
ポールの上で軽く腕を動かしたり、呼吸を深めたりすることで、筋肉のこわばりが少しずつやわらぎます。これは、無理に伸ばすようなストレッチとは異なり、筋肉にやさしくアプローチできる方法です。
自律神経にもアプローチ
深い呼吸を意識しながらリラックスすることで、副交感神経が優位になり、体全体の緊張もほぐれやすくなります。ストレスが原因で肩がガチガチにこっている方には特におすすめです。
肩こりに効果的な基本の使い方
ポールの上に仰向けに寝る
頭からお尻までポールに乗るようにして、膝を立てて楽に寝ます。
腕をゆらすように動かす
両腕を横に開いたり、バンザイのように上下に動かしたりします。無理に動かさず、呼吸と一緒にゆっくりと。
10〜15分を目安に
長く乗りすぎる必要はありません。5分から始めて、慣れてきたら少しずつ時間をのばしましょう。
使用時の注意点
ストレッチポールはとても手軽なアイテムですが、使い方を間違えるとかえって負担になることもあります。
腰に強い痛みがあるときは無理に使わない
首や背中に強い違和感があるときは中止する
柔らかい床(マットなど)の上で使うと安定しやすい
また、すでに肩や背中に炎症やしびれが出ているような状態であれば、まずは専門家に相談するのが安心です。
毎日の習慣にプラスするだけで変化が出る
ストレッチポールは、毎日5〜10分でも続けていくと、徐々に肩周りが軽くなる実感が得られやすくなります。整骨院元宇城松橋院でも、肩こりが慢性化している方にこのセルフケアを取り入れていただくことがあります。整体や矯正と組み合わせることで、さらに良い相乗効果が期待できます。
ひどい肩こりに悩まされている方は、ぜひストレッチポールを日々のケアに取り入れてみてください。正しく使えば、肩まわりだけでなく、全身の緊張がほどけるような感覚が得られるはずです。