筋肉痛のような肩の痛み…これって放っておいて大丈夫?
肩がズーンと重たくて、まるで筋肉痛のような痛みを感じることはありませんか?特に思い当たる運動をしていないのに、肩の奥がジワジワ痛む、なんとなく腕が動かしづらい…。そんな症状で不安になったことがある方も多いかもしれません。
今回は「筋肉痛のような肩の痛み」の原因や対処法について、整骨院元宇城松橋院の視点からわかりやすく解説します。
肩の筋肉痛のような痛みの正体とは?
実際に筋肉を使ったあとで起こる「筋肉痛」は、筋繊維の微細な損傷が原因です。ですが、日常生活の中で急に現れる肩の筋肉痛のような痛みは、必ずしも運動が原因とは限りません。
考えられる原因には以下のようなものがあります:
同じ姿勢が続くことで筋肉がこわばる(デスクワークやスマホ操作)
無意識のうちに肩に力が入り続けている(ストレスや緊張)
肩甲骨周りの筋肉のアンバランス(猫背などの姿勢不良)
インナーマッスルの疲労や血行不良
このような場合、表面的な筋肉ではなく、肩の深い部分(特に肩甲骨の内側や首まわり)に負担がかかり続けることで、じわじわとした痛みが出やすくなります。
放置するとどうなる?慢性化するリスクも
このような痛みを放っておくと、次第に肩を動かしづらくなったり、朝起きた時に肩周りが重だるく感じたりするようになることがあります。筋肉が硬くなることで血流が悪くなり、さらに痛みや疲労感が増す…という悪循環に陥るケースも少なくありません。
また、「四十肩」や「五十肩」と混同されやすいのもこの症状の特徴です。肩関節の可動域が狭くなっている場合は、早めの対応が大切です。
自宅でできる簡単ケアと予防のポイント
肩の筋肉痛のような痛みには、日常生活の中で取り入れやすいセルフケアが効果的です。
■ 肩まわりのストレッチ
・腕を大きく回して肩甲骨を動かす
・タオルを使って肩甲骨を寄せる運動
・壁に手をついて、肩を前に出すようなストレッチ
※痛みが強いときは無理せず、可動範囲内で行いましょう。
■ お風呂での温め
肩まわりをしっかり温めることで、血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。特に湯船に浸かる時間を意識するとよいでしょう。
■ 姿勢を意識する
猫背や前かがみ姿勢が続くと、肩まわりの筋肉に大きな負担がかかります。椅子に座る時は、背筋を伸ばし、頭の位置が前に出ないよう注意してください。
整骨院でのケアが有効な場合とは?
セルフケアで一時的に楽になっても、すぐに痛みが戻る場合や、肩の可動域が狭くなっていると感じる場合は、専門的なアプローチが必要になることもあります。
整骨院元宇城松橋院では、肩甲骨や首まわり、背中の筋肉バランスを細かく確認しながら、その人の身体に合わせた施術を行います。筋肉や関節の動きを丁寧に整えることで、再発予防にもつながります。
まとめ
筋肉痛のような肩の痛みは、日常の姿勢や無意識のクセが影響していることが多くあります。軽い痛みのうちにケアを行うことで、慢性化を防ぐことができます。
「ただの肩こりかな…?」と思って放置せず、少しでも違和感がある場合は、整骨院元宇城松橋院へお気軽にご相談ください。