肩こりで呼吸がしづらい?その原因とケア方法について

「なんだか最近、呼吸が浅くて息苦しい…」「もしかして肺や心臓が悪いのでは?」
そう感じて病院を受診しても特に異常がない。実はこうした息苦しさの原因が「肩こり」であることがあります。

肩こりが呼吸に影響を与える理由
肩や首の筋肉は、実は呼吸にも関わっているのをご存じでしょうか。
とくに「僧帽筋」や「胸鎖乳突筋」「斜角筋」といった筋肉は、呼吸の補助をする役割があります。これらの筋肉がこってしまうと、胸郭(胸まわりの骨と筋肉でできたかごのような構造)がスムーズに動かなくなり、結果として息がしづらく感じるようになるのです。

また、デスクワークやスマホ操作で前かがみの姿勢が続くと、肋骨周りの筋肉が硬くなり、肺が膨らむスペースが制限されます。すると自然と浅い呼吸になり、酸素がうまく体内に行き渡らない感覚が出てきます。

呼吸が浅いことで起こる悪循環
呼吸が浅くなると、体内の酸素不足から自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れると、交感神経が過剰に働いてしまい、体は常に緊張状態に。肩や首の筋肉もますますこわばって、さらに呼吸が浅くなるという悪循環に陥ってしまいます。

この状態が続くと、動悸や不安感、頭痛なども併発しやすくなるため、早めの対処が大切です。

自分でできるセルフケア
息苦しさを感じたときにおすすめなのが、肩や胸の筋肉をゆるめる簡単なストレッチです。

【胸開きストレッチ】

背筋を伸ばして立つか椅子に座る

両手を背中側で組み、肩甲骨を寄せるように胸を開く

ゆっくり鼻から息を吸い、口から吐く

この動きを10回ほど繰り返す

このストレッチは胸郭を広げる効果があり、呼吸がしやすくなることが期待できます。

また、日常的にこまめに深呼吸をする習慣をつけることも、筋肉の緊張をやわらげ、自律神経を整えるのに役立ちます。

根本からのアプローチが大切です
もしストレッチをしても改善がみられない場合や、慢性的に肩こりや呼吸のしづらさを感じている場合は、身体全体のバランスを見直す必要があります。

「整骨院元宇城松橋院」では、姿勢や筋肉の状態を丁寧にチェックし、肩こりや胸郭の硬さからくる呼吸の違和感に対して、やさしい施術で対応しています。
肩まわりだけでなく、骨盤や背骨のバランスも整えることで、自然な呼吸をサポートしていきます。

呼吸のしづらさが長引いていると感じたら、それは単なる疲れではないかもしれません。肩こりからくるサインを見逃さず、早めにケアしていきましょう。
お気軽に「整骨院元宇城松橋院」までご相談くださいね。

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