肩こりからくる頭痛と吐き気…その正体と今すぐできる対処法
長時間のパソコン作業やスマホの使用で、肩まわりがガチガチに固まっていませんか?
その「肩こり」、実はただの筋肉のこわばりだけでなく、「頭痛」や「吐き気」を引き起こす原因にもなることがあります。
今回は、肩こりからくる頭痛や吐き気のメカニズムと、整骨院元宇城松橋院でおすすめしている対処法、そして自宅でできるツボ押しをご紹介します。
肩こりが頭痛や吐き気を引き起こす理由
肩こりによる不調は、筋肉だけの問題ではありません。首や肩まわりには、たくさんの神経や血管が集まっており、筋肉の緊張が続くことでこれらを圧迫してしまいます。
特に、後頭下筋群という後頭部にある小さな筋肉が固まると、頭の後ろからこめかみにかけてズキズキとした緊張型頭痛が現れることがあります。また、首の横に走る自律神経が影響を受けることで、吐き気やめまいなどの症状も出てきます。
応急処置としてできる3つのセルフケア
首と肩を温める
ホットタオルや入浴などで、首〜肩を温めて血流を促しましょう。これだけでも筋肉がゆるみ、症状が軽減されやすくなります。
深呼吸と姿勢リセット
浅い呼吸は筋肉の緊張をさらに悪化させます。大きく深呼吸しながら背筋を伸ばし、胸を開く姿勢を意識するだけでも、神経への負担を和らげることができます。
ストレッチで首の可動域を回復
無理のない範囲で、首を左右に倒したり、後ろにゆっくり引いてみましょう。反動をつけず、呼吸に合わせて行うのがコツです。
吐き気があるときにおすすめのツボ
肩こりや頭痛、吐き気を和らげるために有効とされるツボを3つご紹介します。
【風池(ふうち)】
首の後ろ、うなじのくぼみにあるツボ。親指でぐっと押し込むように刺激すると、頭の血流がよくなりスッと軽くなります。
【合谷(ごうこく)】
手の甲、親指と人差し指の骨が交差する部分のくぼみにあるツボ。肩こりや頭痛、ストレスにも効果があるとされており、デスクワーク中にこまめに押すのもおすすめです。
【内関(ないかん)】
手首の内側、手のひら側のシワから指3本分下の中央に位置。吐き気やめまい、自律神経の乱れにも効果があるといわれています。軽く5秒程度押して離すを数回繰り返しましょう。
根本的な改善には整骨院でのケアが大切
肩こりが慢性的になると、セルフケアではなかなか改善が追いつかないケースも多く見られます。とくに頭痛や吐き気を繰り返す方は、姿勢の歪みや筋肉のバランスに原因があることが少なくありません。
整骨院元宇城松橋院では、肩や首まわりの筋肉の状態を丁寧に確認し、身体全体のバランスを整えるケアを行っています。
一時的な緩和ではなく、根本から体の巡りを整えることで、再発しにくい身体を目指していきます。
まとめ
肩こりが引き起こす頭痛や吐き気は、放っておくと日常生活にも支障が出るほどつらい症状です。まずは温めたり、ツボを押したりといったセルフケアで緩和を試みてください。そして、再発を防ぐためにも、体のバランスを整えるための施術を検討するのも一つの選択肢です。
慢性的な肩こりや、それに伴う不調でお悩みの方は、整骨院元宇城松橋院までお気軽にご相談ください。