毎日5分で変わる 股関節が柔らかくなる習慣
「前屈がつらい」「あぐらをかくと腰が浮く」「しゃがむと腰や膝が痛い」…
そんな方は、股関節のかたさが影響しているかもしれません。
股関節は身体の中心にある関節で、姿勢や歩き方、腰や膝への負担にまで関わる大切な場所です。
この記事では、整骨院元宇城松橋院が推奨する、毎日5分でできる股関節を柔らかくする習慣をご紹介します。
なぜ股関節がかたくなるの?
股関節は本来、前後・左右・回旋と自由度の高い動きを持つ関節です。
しかし現代人の生活では、以下のような習慣が股関節を硬くしてしまう要因になっています。
長時間のデスクワークや運転
運動不足による筋肉のこわばり
足を組む・横座りなどのクセ
猫背や骨盤の歪み
股関節が硬くなると、骨盤の動きが制限されて姿勢が崩れたり、腰痛・膝痛につながるリスクも高まります。
股関節が柔らかくなるとどうなる?
股関節の可動域が広がると、体全体に次のような変化があらわれやすくなります。
歩きやすくなり疲れにくくなる
腰や膝への負担が減る
骨盤の位置が整い姿勢がよくなる
代謝が上がりやすくなる
足の冷えやむくみが軽くなる
つまり、股関節の柔軟性は“体の土台”を整える第一歩なのです。
毎日5分でできる!おすすめ習慣3選
① あぐらストレッチ(左右30秒ずつ)
あぐらをかいて、背筋をまっすぐ伸ばします。
両手を前につき、ゆっくりと体を前に倒します。
背中を丸めず、股関節のつけ根から曲げるイメージで。
→内ももやお尻が心地よく伸びる程度でキープします。無理に押し込まないのがポイントです。
② 足パカ運動(20回)
仰向けに寝て、両足をまっすぐ天井に向けて上げます。
息を吐きながら足を横に開き、吸いながら閉じます。
→太ももの内側や股関節の動きをスムーズにしてくれます。
骨盤まわりの血流もアップするので、むくみや冷え対策にも。
③ ワイパーストレッチ(左右10回ずつ)
仰向けで膝を立て、足を肩幅より広めに開きます。
両膝を左右に倒して、股関節に軽い刺激を与えます。
→骨盤と股関節の連動性を高めるのに効果的です。リラックスして行いましょう。
習慣化のコツ
朝の準備前や夜のテレビタイムなど、「決まった時間に行う」ことがおすすめです。
無理せず「気持ちいい」と感じる範囲で続けましょう。
最初は硬くても、1週間ほどで徐々に変化を感じる方も多いです。
まとめ
股関節は日常生活の動きすべての土台になる大切な関節です。
だからこそ、たった5分の習慣でも大きな変化を生み出すことができます。
もし「ストレッチをしても違和感がある」「骨盤が歪んでいる気がする」など、セルフケアだけでは不安な場合は、整骨院元宇城松橋院にて、骨盤や姿勢を整えるサポートを受けてみてください。
無理なく柔らかく動ける体を、毎日の習慣で手に入れていきましょう!