可動域が変わる。運動前にやっておきたい股関節のメンテナンス
運動を始める前に準備運動をする人は多いですが、実は「股関節のメンテナンス」をしっかり行っている方は少ないです。股関節は体の中でも特に大きな関節で、歩く・走る・しゃがむなどあらゆる動作の中心になっています。ここが硬くなると可動域が狭くなり、体の動きがぎこちなくなるだけでなく、腰や膝に負担がかかりやすくなります。今回は運動前に取り入れたい、股関節のメンテナンス方法をご紹介します。
股関節が硬いと起こること
足が上がりにくく、つまずきやすくなる
腰や膝に余計な力がかかりやすい
運動時にパフォーマンスが下がる
疲労が抜けにくくなる
特にデスクワークの多い方は、長時間座ることで股関節の前側(腸腰筋)が縮んで硬くなりやすく、動きが制限されてしまいます。
運動前におすすめのメンテナンス方法
1. 太ももの前を伸ばすストレッチ
片膝を床につき、反対側の足を前に出して腰を前にスライドさせます。太ももの付け根が伸びるのを感じながら20秒キープ。左右交互に行いましょう。
2. 股関節まわし
立ったまま片足を大きく外回し・内回しに回します。股関節の動きを広げ、可動域を整えることができます。
3. お尻の筋肉をほぐす
仰向けに寝て膝を抱え込み、お尻の奥(梨状筋)を伸ばします。股関節の柔軟性が増し、動きが軽くなります。
メンテナンスを習慣にすると
運動前に股関節をゆるめておくことで、体の動きがスムーズになり、ケガのリスクも減ります。さらに血流が良くなり、筋肉も温まりやすくなるため、運動効果も高まります。
まとめ
股関節は「体の軸」ともいえる大事な部分です。運動前に数分メンテナンスを取り入れるだけで可動域が変わり、体が軽く感じられます。
整骨院元宇城松橋院でも、股関節の柔軟性を高めるためのストレッチやセルフケアをアドバイスしています。運動前の準備に股関節のメンテナンスをぜひ取り入れてみてください。