股関節とはどの辺り?股関節の痛みはどこに出る?
「股関節が痛い」と言っても、実際にどの場所のことを指しているのか分かりづらいですよね。
太ももの付け根?それともお尻のあたり?
なんとなくイメージはできても、正確な位置や痛みが出る範囲を知らない方は意外と多いものです。
今回は、整骨院元宇城松橋院が日々の施術でよく質問を受ける
「股関節はどこにあるのか?」「痛みはどの場所に出るのか?」を、分かりやすくお伝えします。
① 股関節はどの辺りにある?
股関節とは、骨盤のくぼみ(寛骨臼)と太ももの骨(大腿骨)の上端がはまり込んでいる部分を指します。
つまり、体の中心に近い太ももの付け根あたりにある関節です。
座った状態で、太もものつけ根の前側を軽く押すと、少し奥の方に硬い骨を感じると思います。
そこが股関節の位置です。
歩く・立つ・しゃがむといった動きのほとんどに関わるため、「体の要」ともいえる大切な関節なのです。
② 股関節の痛みはどこに出る?
股関節が不調になると、痛みは付け根だけでなく、周囲の広い範囲に現れます。
代表的なのは次のような場所です。
太ももの前側(付け根あたり)
お尻の外側や後ろ側
鼠径部(足の付け根の内側)
太ももや膝の内側にかけて
特に多いのが、足の付け根の前側〜内ももにかけての痛みです。
「歩きはじめにズキッと痛む」「立ち上がる時に引っかかるような違和感がある」などの症状がよく見られます。
一方で、お尻の外側に痛みが出る場合は、股関節そのものよりも**周囲の筋肉(中臀筋や梨状筋)**の硬さが関係しているケースもあります。
また、痛みが太ももや膝にまで広がる場合、神経の圧迫や血行不良が影響していることもあります。
③ なぜ股関節が痛くなるのか?
股関節は、体を支える重要な関節のため、姿勢の崩れや骨盤のゆがみの影響を受けやすい場所です。
長時間の座り姿勢や、足を組むクセ、片足に重心をかける立ち方などが続くと、左右の筋肉バランスが乱れて関節に負担がかかります。
また、加齢や運動不足によって筋力が低下すると、関節を守るクッションの役割をする筋肉が弱まり、炎症や痛みを引き起こしやすくなります。
「最近、足の付け根が重い」「長く歩くと痛みが出る」という方は、早めのケアが大切です。
④ 整骨院でできる股関節ケア
整骨院元宇城松橋院では、股関節の痛みを引き起こしている筋肉・骨盤・姿勢の3つのバランスを整える施術を行っています。
関節そのものを無理に動かすのではなく、周囲の筋肉を緩め、正しい位置に戻していくことで負担を軽減します。
さらに、自宅でもできるストレッチや姿勢改善のアドバイスもお伝えしており、
「動かすたびに痛かった股関節が、自然に動くようになった」と感じる方も多くいらっしゃいます。
⑤ まとめ:股関節の痛みは早めに対処を
股関節は「体の中心」を支える重要な関節です。
痛みを放置すると、歩き方のクセが強まり、腰痛や膝痛にもつながることがあります。
少しでも違和感を感じたら、早めに体のバランスを整えることが大切です。
整骨院元宇城松橋院では、股関節の痛みや動かしにくさを根本から整えるサポートを行っています。
「どの辺りが股関節なのか分からないけど、違和感がある」という方も、お気軽にご相談ください。