ヘルニアと腰痛を悪化させない日常生活のコツ

腰のヘルニアは、一度発症すると長い付き合いになることが多く、日常生活の中での過ごし方が回復にも再発防止にも大きく関わります。ここでは、腰への負担を減らし、症状を悪化させないためのポイントを、整骨院元宇城松橋院の視点からお伝えします。

■ 1. 長時間同じ姿勢を避ける

デスクワークや車の運転などで同じ姿勢が続くと、腰の筋肉や椎間板に強い負担がかかります。
1時間に一度は立ち上がって軽く背伸びをしたり、肩を回すなどの動きを入れましょう。
特に前かがみの姿勢は椎間板を圧迫しやすいため、背もたれに深く腰を預け、骨盤を立てる意識が大切です。

■ 2. 重い物を持つときは“膝”を使う

重い荷物を持ち上げる時に、腰だけを曲げてしまうと急激な負担がかかり、ヘルニアを悪化させる原因になります。
荷物を持つ際は、膝をしっかり曲げて体を下げ、腰をまっすぐに保ったまま立ち上がるようにしましょう。
体に近い位置で荷物を抱えることもポイントです。

■ 3. 寝姿勢にも注意を

柔らかすぎるベッドや高すぎる枕は、腰の自然なカーブを崩しやすくなります。
理想は「横向きで軽く膝を曲げる姿勢」。背骨への圧力が分散され、腰への負担が少なくなります。
マットレスは沈み込みすぎない、適度な硬さのものを選びましょう。

■ 4. 体を冷やさない

腰まわりの筋肉が冷えると血流が悪くなり、痛みや張りが強く出ることがあります。
冷房の風が直接当たらないようにしたり、就寝時には腹巻きなどで腰を温めるのもおすすめです。
血行を良くすることで、筋肉の緊張もやわらぎやすくなります。

■ 5. 無理のない範囲で体を動かす

痛みがあると「安静にしよう」と思いがちですが、動かさなすぎるのもよくありません。
ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を取り入れることで筋肉がほぐれ、血流も改善します。
整骨院元宇城松橋院では、ヘルニアの状態に合わせた安全な運動法や姿勢の指導も行っています。

■ 6. ストレスをためない

意外かもしれませんが、精神的なストレスも腰痛を悪化させる要因の一つです。
自律神経のバランスが崩れることで筋肉の緊張が強まり、痛みが出やすくなります。
深呼吸や入浴など、リラックスできる時間を意識的に作るようにしましょう。

■ まとめ

ヘルニアや腰痛は「悪化させない生活習慣」が何よりも大切です。
日常のちょっとした動作や姿勢を意識するだけでも、腰への負担は大きく変わります。
もし痛みが長引いたり、不安を感じる場合は一人で悩まず、整骨院元宇城松橋院へご相談ください。
専門的な視点から、無理のない改善方法をご提案いたします。

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