肩甲骨が痛い時に疑うべき5つの原因と自宅でできる対処法

「背中の奥がズーンと痛い」「肩甲骨の内側が張る」「肩を動かすと違和感がある」
このような症状を感じたことはありませんか?肩甲骨の痛みは、単なる筋肉のこりだけでなく、姿勢や生活習慣、内臓の不調などが関係していることもあります。
今回は、整骨院元宇城松橋院が肩甲骨の痛みの主な原因と、自宅でできる簡単な対処法を分かりやすくお伝えします。

■ 肩甲骨の痛みに多い5つの原因

① 姿勢の悪さによる筋肉のこわばり
長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背になると、肩甲骨が外側に引っ張られ、周囲の筋肉が緊張します。特に「僧帽筋」や「菱形筋」が硬くなり、痛みや重だるさが出やすくなります。

② 肩こり・首こりの延長による血流の滞り
首や肩のこりが強くなると、血液の循環が悪くなり、肩甲骨周辺にも痛みが広がります。慢性的なこりがある方は、このパターンが多く見られます。

③ 背骨や骨盤のゆがみ
姿勢のクセや片側だけに負担をかける動作が続くと、背骨や骨盤がわずかにゆがみ、左右の肩甲骨の動きに差が出ます。その結果、片方の肩甲骨だけが痛むこともあります。

④ ストレスや自律神経の乱れ
精神的な緊張やストレスが続くと、無意識のうちに背中の筋肉を固めてしまうことがあります。特に自律神経が乱れると、肩甲骨まわりの血流が悪くなり、筋肉の硬さが取れにくくなります。

⑤ 内臓の不調が関係している場合も
あまり知られていませんが、胃・肝臓・胆のうなどの内臓の不調が、肩甲骨の痛みとして現れることがあります。特に「右の肩甲骨」が痛む場合は、肝臓や胆のうの不調が影響していることもあるため、痛みが長引く場合は一度医療機関でのチェックをおすすめします。

■ 自宅でできる簡単な対処法

① 温めて血流を良くする
お風呂にゆっくり浸かる、温タオルを肩甲骨にあてるなど、温めることで筋肉がゆるみ、痛みが和らぎます。冷やすよりも「温める」ことがポイントです。

② タオルストレッチで肩甲骨を動かす

フェイスタオルを両手で持ち、頭の上まで持ち上げます。

ゆっくり息を吐きながら、タオルを後ろに引いて肩甲骨を寄せます。

10回ほど繰り返します。
→ 肩甲骨の動きを取り戻すことで、こりや痛みが軽減します。

③ 壁を使った肩甲骨リリース

壁にテニスボール(なければゴルフボールでも可)を当てて背中をゆっくり動かします。

痛気持ちいい場所を中心に、力を抜いてほぐします。
→ 強く押しすぎず、呼吸を止めないようにしましょう。

④ 姿勢を整える意識を持つ
背中を丸めた姿勢は、肩甲骨の痛みを悪化させます。
イスに座るときは骨盤を立て、肩を軽く後ろに引く意識を持つと、自然と背筋が伸びます。

■ 整骨院での専門的なケアも効果的

整骨院元宇城松橋院では、肩甲骨周辺の筋肉バランスや骨格のゆがみをチェックし、体全体の動きを整えるサポートを行っています。
一時的なマッサージとは違い、根本的に血流や姿勢のバランスを整えることで、痛みの再発を防ぐことができます。

■ まとめ

肩甲骨の痛みは、「筋肉の緊張」「血流の悪さ」「姿勢のゆがみ」など、さまざまな要因が重なって起こります。
自宅でのストレッチや温めケアで軽い痛みは和らぎますが、長引く場合は体のバランスを整えることが必要です。

慢性的な肩甲骨の痛みでお悩みの方は、 整骨院元宇城松橋院 へご相談ください。原因をしっかり見極め、一人ひとりに合った施術とセルフケア方法で、痛みのない快適な体づくりをサポートいたします。

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