歩くと痛む腰痛の原因と改善法

「歩いていると腰が痛くなる」「しばらく休むと楽になるけど、また歩くと痛みが出る」――そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
歩行時の腰痛には、筋肉の疲労だけでなく、骨格や神経のトラブルなど、さまざまな要因が隠れています。
今回は、整骨院元宇城松橋院のスタッフが、歩くと痛む腰痛の主な原因と、自宅でできる改善法を分かりやすくお伝えします。

■ 歩くと腰が痛くなる主な原因

① 筋肉のバランスの崩れ
長時間のデスクワークや運動不足で、腰やお尻の筋肉が硬くなると、歩くたびに腰に余計な負担がかかります。特に「大殿筋(おしり)」や「腸腰筋(股関節の前側)」が硬いと、骨盤の動きが悪くなり、腰が引っ張られるような痛みを感じやすくなります。

② 姿勢の乱れ・骨盤の歪み
猫背や反り腰など、姿勢の乱れは歩行時の重心バランスを崩し、腰への負担を増やします。骨盤が傾いていると左右の足の長さが違って感じることもあり、歩くたびに腰がねじれるような痛みが出ることもあります。

③ 坐骨神経の圧迫
お尻や太ももにかけて痛みやしびれを伴う場合は、坐骨神経が圧迫されている可能性があります。特に「腰部脊柱管狭窄症」や「椎間板の変性」が関係しているケースでは、歩いている途中で痛みが強くなり、休むと回復する特徴があります。

■ 自宅でできる改善法

① 股関節をやさしく動かすストレッチ
骨盤や腰の負担を減らすには、股関節の柔軟性を高めることが大切です。
椅子に座り、片方の足首を反対の太ももに乗せて、背筋を伸ばしたまま前に少し倒します。お尻の奥が伸びる感覚があればOKです。左右20秒ずつ、1日2〜3回行いましょう。

② 歩く前後の軽い体操
いきなり歩き始めるのではなく、腰回りを軽くほぐしてから歩くと痛みを防ぎやすくなります。立ったまま骨盤を小さく前後に動かす「骨盤ゆらし運動」がおすすめです。

③ 姿勢を意識して歩く
背筋をまっすぐ伸ばし、少し遠くを見るようにして歩くと、腰の反りすぎや前傾姿勢を防げます。スマホを見ながらの“ながら歩き”は腰に負担をかけるので注意が必要です。

④ お風呂で温めて血流改善
筋肉が硬くなっているタイプの腰痛には、温めるケアが効果的です。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、腰やお尻まわりを手で軽くさすって血流を促しましょう。

■ 改善しない腰痛は専門家へ

自宅ケアを続けても改善しない場合は、筋肉だけでなく骨盤や関節の動きに問題があるかもしれません。
整骨院元宇城松橋院では、姿勢や歩き方のクセを分析し、腰に負担をかけない身体づくりをサポートしています。
根本的に改善するためには、筋肉・骨格・神経のバランスを整えることが大切です。

■ まとめ

歩くと痛む腰痛の多くは、筋肉の硬さや骨盤の歪みが原因です。
まずは無理をせず、ストレッチや姿勢の見直しから始めてみてください。
それでも痛みが続く場合は、整骨院元宇城松橋院で身体のバランスをチェックし、再発しにくい状態へ整えていきましょう。

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