動悸・息苦しさ・不眠の裏にある“自律神経の乱れ”とは
「急に胸がドキッとする」「深く息が入りづらい」「寝ても眠りが浅い…」
こういったお悩みは、病院で検査しても異常が見つからないことがよくあります。にもかかわらず不調が続く時、多くの方に共通しているのが“自律神経の乱れ”です。ここでは、自律神経の働きと、動悸・息苦しさ・不眠が起こりやすくなる仕組みについて分かりやすくまとめておきます。
◆ 自律神経とはどんな働きをしているのか
自律神経は、呼吸・心拍・体温調節などを無意識のうちに整える役割があります。
このバランスが整っている時、体は自然にリズムを保ち、落ち着いた状態を維持しやすくなります。
しかし、忙しさが続いたり、気温差やストレスが積み重なると、交感神経(活動のモード)と副交感神経(休息のモード)の切り替えがうまくいかなくなり、体の調子が乱れやすくなります。
◆ なぜ動悸・息苦しさ・不眠につながるのか
● ① 動悸
交感神経が優位になりすぎると、体が常に緊張した状態になり、心拍が速くなりやすいです。突然胸がドキッと感じるのは、この影響が関わる場合があります。
● ② 息苦しさ
背中や胸まわりが硬くなると、息が深く入りづらくなります。浅い呼吸が続くほど、体がさらに緊張しやすくなるため、息苦しさを感じやすくなります。
● ③ 不眠
夜になっても体が休息モードに切り替わらないと、寝つきが悪くなり、眠りが浅くなることがあります。
「疲れているのに眠れない」という状態は、自律神経が乱れているサインといえます。
◆ 自分で気づきやすい“乱れサイン”
● 首や肩が張りやすい
● 朝の目覚めが重い
● 気温差でぐったりしやすい
● 呼吸が浅く感じる
こういった小さな変化が重なることで、自律神経のリズムが崩れやすくなります。
◆ 整骨院でサポートできること
整骨院元宇城松橋院では、首・肩・背中の緊張をゆるめながら、呼吸が深く入りやすい体づくりをお手伝いしています。
● ① 首まわりのこわばりをやさしくケア
首が固くなると自律神経の切り替えが働きにくくなるため、やわらかい刺激で張りをととのえていきます。
● ② 背中の動きを整えて呼吸を深く
背中がゆるむと胸が広がりやすく、自然と呼吸が深く入りやすくなります。呼吸が整うほど、動悸や息苦しさが軽く感じられることがあります。
● ③ 姿勢のクセを確認
前かがみ姿勢やスマホ姿勢が続くと、胸が圧迫されて呼吸が浅くなりやすいです。普段の姿勢のポイントを丁寧にお伝えしています。
◆ 日常でできる簡単ケア
● 深呼吸をゆっくり5回
● 首の後ろを温める
● 寝る前のスマホ時間を短めに
● 夕方以降は明るさを少し落とす
小さな工夫でも、自律神経が落ち着きやすくなります。
動悸・息苦しさ・不眠は、体が「休めていない」と教えてくれているサインの場合があります。
整骨院元宇城松橋院では、お一人おひとりの状態に合わせて体を落ち着きやすいバランスへ導くサポートを行っています。
気になる症状が続く時は、どうぞお気軽にご相談ください。






















