朝起きて首が痛い！原因別の正しい治し方を解説

朝起きた瞬間に「首が回らない」「寝違えたように痛い」と感じる方は多いです。実は、首の痛みは寝ている間の姿勢だけでなく、筋肉の緊張や骨格の歪み、自律神経の乱れなど複数の要因が絡み合って起こるケースがよくあります。ここでは、プロの視点から朝起きて首が痛い時の原因と、状態に合わせた正しい改善方法を分かりやすくお伝えしていきます。

朝の首の痛みで多い3つの原因
①首・肩の筋肉のコリ

長時間同じ姿勢が続くと筋肉の血流が低下し、寝ている間にさらに緊張が強まります。朝起きて動かした瞬間に“ビキッ”と痛むのは、硬くなった筋肉が急に引き伸ばされるためです。

②骨格の歪み

特に猫背やストレートネックの方は、首の骨（頚椎）が前に傾きやすく、寝ている間も筋肉に負担がかかります。枕の高さが合っていない場合も、朝の痛みを引き起こしやすいです。

③自律神経の乱れによる緊張

ストレス・疲労・睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れ、首まわりの筋肉が無意識に緊張します。この状態は、朝の強い首の痛みにつながることがあります。

原因別！朝起きて首が痛い時の正しい改善方法
●筋肉のコリが原因の場合

まずは急に動かさず、ゆっくり深呼吸しながら首の前後・左右に軽く動きをつけていきます。温めることで血流が促され、筋肉の緊張が緩みやすくなります。シャワーで首に温かいお湯を当てるのもおすすめです。

●骨格の歪みが強い場合

無理にストレッチをするとさらに痛みが強くなることがあります。
この場合は、肩甲骨をやわらかくする動きから始めるのが安全です。

両肩を後ろにゆっくり回す

胸を開くストレッチを行う

これだけでも首の可動域が自然に広がることがあります。

●自律神経の乱れが原因の場合

寝る前にスマホを長時間見る習慣や浅い呼吸が続くと緊張しやすくなります。
次のケアを取り入れるだけで首のこわばりが軽くなりやすいです。

眠る前に深呼吸を3回

寝室の明るさを落とす

首元を温めてリラックス状態をつくる

心身が落ち着くことで、朝の筋緊張が軽減されやすくなります。

整骨院でできる首の痛みへのアプローチ

整骨院元宇城松橋院では、首の痛みの原因を見極めながら次のような施術を行っています。

●骨格バランスの調整

頚椎や肩甲骨の歪みを整えていくことで、首にかかっていた負担が軽くなり、動きやすい状態へ導きます。

●筋肉の緊張緩和ケア

固まった筋肉を丁寧にゆるめ、神経の圧迫による痛みや重だるさを軽減しやすい状態に整えます。

●自律神経を整えるサポート

呼吸が浅くなっている方には、リラックスしやすい施術を組み合わせて、首に余計な力が入りにくい体づくりを促します。

朝の首の痛みを繰り返さないためのポイント

枕の高さを見直す（高すぎても低すぎてもNG）

寝る前のスマホ時間を減らす

肩甲骨のストレッチを習慣にする

姿勢が崩れないよう意識する

これらを継続することで、首の痛みが出にくい体へ近づいていきます。

首の痛みでお悩みなら一度ご相談ください

朝起きて首が痛む原因は人によって異なるため、最適なケアも変わります。
整骨院元宇城松橋院では、お一人おひとりの状態に合わせた施術で、再発しにくい首のコンディションづくりまでサポートしています。

「毎朝首が痛い」「寝違えを繰り返す」とお困りの方は、気軽にご相談いただければと思います。