整骨院と整形外科はどっちに行くべき?症状別の正しい選び方

首や腰、肩や膝の痛みが出たときに「整骨院と整形外科、どっちへ行けばいいの?」と迷う方は多いです。実際には、症状の原因が“筋肉・骨格・神経・炎症・外傷”などどこにあるかで最適な選び方は変わってきます。ここでは、20年以上の経験をもとに、整骨院と整形外科の違いと、症状別の正しい通い方を分かりやすくまとめました。整骨院元宇城松橋院でもよく受ける質問なので、迷っている方は参考にしてみてください。

整骨院と整形外科の役割の違い
●整形外科

レントゲンやMRIなどの画像検査によって骨・関節・神経の状態を確認できます。
骨折・脱臼・靭帯損傷などの大きなケガや、強い炎症が疑われる場合に適しています。薬や注射による痛みのコントロールも行われます。

●整骨院

筋肉や骨格の歪み、姿勢の乱れ、筋肉のコリ、神経圧迫、自律神経の乱れによる痛みや不調に幅広く対応できます。体全体のバランスを整えながら、自然に動きやすい身体づくりをサポートするのが特徴です。

症状別:どっちに行くべき?
①急に強い痛みが出た/動けないほどつらい

例:ぎっくり腰の激痛、歩けないほどの膝痛、腕が上がらないほどの肩の痛み
→ まず整形外科へ
骨・靭帯・関節に大きな損傷がないかを確認する必要があります。

②しびれを伴う痛みが続いている

例:足のしびれ、腕のしびれ、座ると悪化する腰痛など
→ 整形外科で一度検査 → 整骨院で改善サポート
神経がどこで圧迫されているか確認し、骨格や筋肉のバランスを整えて動きを改善していきます。

③慢性的な肩こり・腰の重だるさがつらい

デスクワーク・猫背・筋肉のコリ・ストレスなどが背景にある場合
→ 整骨院が向いているケースが多いです
骨格の歪みや筋肉の緊張が原因のことがほとんどなので、手技で整える施術が効果的です。

④スポーツで痛みが出た/繰り返すケガがある

野球肩、ランナー膝、股関節痛、足首の不安定感など
→ 整骨院が適しています
身体の使い方や姿勢、筋肉の使いクセを確認しながら改善することで、パフォーマンス向上にもつながります。

⑤交通事故のむち打ち

→ 整形外科+整骨院の併用が最適
痛みの評価と検査は整形外科で行い、筋肉・骨格のバランス調整やリハビリは整骨院で行うと負担が軽くなります。

整骨院ではどんな施術をするのか?

整骨院元宇城松橋院では、症状に合わせて以下のようなアプローチを行っています。

●骨格の歪みを整えるバランス調整

首・骨盤・肩甲骨などのズレが整うと、筋肉の緊張が自然に緩みやすくなります。

●筋肉のコリや緊張を和らげる手技

硬くなった筋肉を丁寧にゆるめ、血流を促すことで痛みの緩和につながります。

●神経の圧迫を軽減する施術

骨格や筋肉のアンバランスによって神経が刺激されるケースでは、その負担を取り除く施術を行います。

●自律神経の調整サポート

ストレスや姿勢の乱れによる緊張をやわらげ、リラックスしやすい身体をつくります。

整形外科から整骨院へ移るタイミングは?

検査では問題がないのに痛みが続く

薬や湿布だけでは改善しない

姿勢や筋肉の硬さが気になっている

日常生活で痛みを繰り返している

これらに当てはまる場合、整骨院での施術が相性の良いケースが多いです。

不調に合わせて正しく使い分けるのが最も良い選択です

どちらが“良い・悪い”ではなく、それぞれの役割が違います。
強い外傷や異常が疑われるときは整形外科、筋肉・骨格のズレや姿勢の乱れが原因の痛みは整骨院が得意です。

整骨院元宇城松橋院では、必要な方には整形外科の検査をおすすめする場合もありますし、検査後のケアとしてお越しいただくケースも多くあります。

「自分の症状がどちらなのか分からない」という方は、一度ご相談いただければ状態を確認しながら最適な方向へ導いていきます。

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