肩マッサージ機を選ぶ前に知っておきたい3つの落とし穴
近年は肩こり対策として、手軽に使える「肩マッサージ機」を購入する方が増えています。ですが、実際に整骨院元宇城松橋院へ来院される方の中には、肩マッサージ機を使って逆に肩の不調が悪化したというケースも少なくありません。そこには、購入前に知っておきたい落とし穴がいくつかあります。肩こりや首・肩周囲の不快感でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
① 骨格の歪みがあると効果が出にくい
肩こりの大きな原因として、骨格の歪みが挙げられます。特に猫背・巻き肩・ストレートネックの状態では、首から肩の筋肉が常に引っ張られ、負担が蓄積しやすくなります。
この状態でマッサージ機を使用すると、一時的には「ほぐれた感じ」が出ても、土台となる骨格が崩れているためすぐに元のこりへ戻りやすい傾向があります。
さらに、歪みが強いまま機械で強く押されると、かえって筋肉が防御反応を起こして硬さが増すこともあります。
肩こりの改善を目指すなら、まずは骨格のバランスを整えた上で、必要に応じてマッサージ機を活用する方が効果を感じやすくなります。
② 深部の筋肉や神経の圧迫には届かないことが多い
肩こりは表面の筋肉だけではなく、肩甲骨まわりの深層筋が固まり神経を圧迫することで不調が強くなるケースがあります。代表的なのが僧帽筋の深層や肩甲挙筋周囲のこりです。
肩マッサージ機はどうしても刺激が一定で、深層の筋肉まで「ピンポイント」でアプローチすることが難しい場合が多いです。そのため、
長年の肩こりが改善しない
首の付け根がズーンと重たい
肩甲骨の内側に刺さるような違和感がある
といった方は、機械ではなく人の手で深部を見極めながら施術を行った方が変化を実感しやすくなります。
整骨院元宇城松橋院でも、筋肉の固まり具合や神経への影響を細かく触診し、深部のこわばりを丁寧にゆるめる施術を行っています。
③ 自律神経の乱れが原因の場合、肩マッサージ機だけでは不十分
最近増えているのが、仕事やストレスによる自律神経の乱れから起こる肩こりです。
自律神経が乱れると、筋肉が緊張しやすく血流が低下し、肩のコリや頭痛、首の重だるさが続きやすくなります。
このタイプの肩こりは、単純に肩を押したりほぐしたりしても、なかなか改善しないことが多いです。
マッサージ機で表面がゆるんでも、根本にある自律神経の乱れが整っていないため、すぐに元の状態へ戻ってしまうためです。
自律神経の乱れによる肩こりは、
呼吸が浅くなる
寝つきが悪くなる
朝から肩が重い
といった特徴があるため、身体全体のバランスを整えながら根本からケアすることが必要です。
整骨院元宇城松橋院では、骨格の調整や筋肉へのアプローチに加えて、身体がリラックスしやすい状態を作る施術も取り入れ、根本から症状が和らぐようサポートしています。
肩マッサージ機を使う前に“自分の肩こりのタイプ”を把握することが大切
肩マッサージ機はうまく使えば便利なアイテムですが、
骨格の歪み・筋肉の深部のこわばり・自律神経の乱れ
といった原因がある場合は、思うように変化を感じられないことがあります。
最近は“肩こりの原因が複合的に混ざっている方”も非常に多いため、まずは自分の身体がどんな状態かを知ることが大切です。必要に応じて、整骨院元宇城松橋院の専門スタッフが身体の状態を丁寧に確認し、適切なケア方法を提案しています。
肩こりに悩んでいてマッサージ機の購入を検討している方は、ぜひ一度身体のチェックを受けてみてください。
根本的な状態を知ることで、自分に合ったケア方法が見つかり、肩の不調もよりスムーズに和らぎやすくなります。






















